[AoMD16/CoT1] そうして世界は静かになった
隕石掘り達の星学はおおよそ週末に開発を進めており、おおよそ4週に1回、開発内容を紹介していきます。
全体の紹介はこちらの記事からどうぞ。
……と、言いつつも、公開を忘れて一ヶ月飛んだ今回から新連載。AoMDシリーズ企画、静寂の彗星についてお伝えしていきます。初登場のゲームロゴはおかゆさんに制作頂きました。ありがとうございました。
What is Comet of Tranquility?
静寂の彗星は、終末世界を舞台にした定期更新型交流ゲームです。プレイヤーが登録したオリジナルキャラクターは、突如廃墟となった地元の街を探索し、世界に何が起こったのか、己の知り合いがどうなったのかを探っていきます。
「この星は終わったらしい」と呟いた君は、その呟きを拾う者さえどこかへ消えてしまったことを知った。 日常を支えていた通信網の寸断、無意味な動きを繰り返すロボット、取り残された品々と君。 人類はいなくなってしまったのかもしれない。私と、彗星越しの君以外は。
ゲームシステム
普段は、あなたのキャラクターはひとり……もしくは、幸運にも一緒に"何か"を逃れた相方のプレイヤーキャラクターとだけ暮らしています。少なくとも、周りで他の人間は見つかりませんでしたが、人類は絶滅していませんでした。かつてある民間企業が打ち上げた通信人工衛星「コメット」が、唯一機能を維持していたのです。現実世界での一週間に一度、通信衛星を介して、他の生存者とメッセージのやりとりを行うことができます。
「彗星」の喧噪を活かして情報を集めるのも、生きた会話という娯楽を求めるのも、あるいは目を背けて静かな地上を旅するのも良いでしょう。小煩い親も、厳しい上司も、陰湿な政治将校も、咎める者は最早いません。けれど、気を付けて。誰も声を上げなくなったその時こそが、真にこの星を終わりを意味するのだから。
制作の目的・予定
現時点ではログイン処理と、共通の部屋でのリアルタイムチャットまで試作してありますが、通信可能な時間帯が決まっていたり、チャット(メッセージ機能)以外にも簡単な探索要素を実装する予定です。AoMD第14回日誌で言及した通り、本企画はAoMD流の制限付き交流がどのような空間、物語を生み出すかの実験を目的としています。しかし、箱だけあってロールプレイと言っても、最初の一歩は踏み出しづらいものです。「国運の羅針盤」Discordでも最近似たような話題があり、各国ロールプレイの素地となるプルクーラ大陸の歴史を固めていこう、ということになりましたが、CoTではゲームプレイをロールプレイに発展させていけないか、現在検討中です。 検討中といえばリリース時期で、当初は年明けを想定していたのですが……私が気になっているゲームが始まるのもその時期だったりします、困ったな。次々回の開発日誌あたりで、告知できる進捗になるよう、制作を進めていきます。次回はCoTのゲームサイクルについて、できれば図入りで詳しく見ていきたいですね。
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