[AOMD開発日誌 3] 基本システム紹介: 宇宙船設計入門 - 航海設備 -

隕石掘り達の星学Astronomy of Meteorite Diggersはおおよそ週末に開発を進めており、おおよそ4週に1回、開発内容を紹介していきます。
全体の紹介はこちらの記事からどうぞ。

第三回は宇宙船を構成する部品のうち、必須設備について。開発中に気が変わって、あるいは時代の進行によって内容が変化することもあります。

宇宙船部品の供給事情

AoMDの世界における宇宙船部品は、最初期であれば支給、以降は八大企業を始めとした企業によって供給されます。歴史的事情により地上に十分な造船所を建造できないため、造船能力を持つ宇宙駅舎で製造・供給されるのが一般的です。製造のための資源を採掘したり、造船所同士の物資運搬の依頼を受けたり、あるいは造船所そのものを建設するプロジェクトに参加したりと、船の設計変更以外でも立ち寄ることが多くなるでしょう。

性能に関わる重要部品

前回の記事で、「質量」や「電力量」について触れました。質量が大きすぎると移動できる距離が短くなってしまい、電力量が船で発電できる量より多いと、部品が壊れやすくなります。では、設備を載せても速度と電力を維持する為に載せるべき部品について見ていきましょう。

ジェネレーター

核融合炉、生体発電器官に代表される発電機のことをジェネレーターと呼びます。燃料を消費して船にエネルギーを供給します。
この設備が故障してしまった場合、後述の設備は全て機能不全を起こしてしまいます。
地球連邦法に基づく必須部品のひとつで、グレードを問わず1つも積載していない船は"船"として認定されません。
ふたつ積載してはいけないという法もないため、採掘船の中には2機入れて双発にしている船もあります。しかし、等級の低いジェネレーターを大量に導入しても、質量・金銭両面で効率が悪いため、より多く積載することは稀です。

推進器

宇宙船の移動に関わるエンジンを推進器と呼びます。基本的に、ジェネレーターが生み出したエネルギーを消費して船に推進力を与えますが、企業によっては一部、燃料を直接消費する推進器や、太陽帆など極端にエネルギー消費が少ない推進器を販売することがあります。
もちろん、地球連邦法に基づく必須部品のひとつで、グレードを問わず1つも積載していない船は"船"として認定されません。
推進器の性能が良いほど、あるいは数を束ねるほど移動が早くなり、エネルギー=燃料消費が増えます。最終的に移動できる範囲は、推進器の出力と船全体の質量から決まるため、性能を良くするか、船を軽くすることで素早く宇宙を駆けることができます。

航海生活に関わる重要部品

ただ移動するだけであれば、ジェネレーターに推進器と最低限の生命維持装置をつけた筒に乗れば、うっかり太陽系が飛び出してしまうぐらい高速に移動できるでしょう。しかし、大抵の採掘者はそんなことがしたいわけではないので、目的に合わせて設備を追加していくことになります。
ここでは、どんな目的の船でも必要になる、船員=プレイヤーキャラクターの生活に関わる部品に触れていきます。
倉庫を除いたどの部品も、船員のHPが減りにくくなる効果があり、等級を上げることでより長時間の航海に繰り出せるようになるでしょう。

生命維持装置

船内に空気や水を供給したり、下水処理を行う装置の総称です。完全に故障してしまうと急速にHPが減少するようになり、最終的には全員死亡することになります。
そのため、特別な部品なしでも、突発的な事故で壊れにくくなるよう保護されてます。複数積載するよりは、生存用に宇宙服を着る方が安上がりでしょう。

艦橋

船の制御を行う中心部で、特に航行中は船員が長い時間を過ごす場所になります。故障してきた場合、他の設備の使用に支障を来すようになります。
地球連邦法に基づく必須部品のひとつで、グレードを問わず1つも積載していない船は"船"として認定されません。だからといって、第三艦橋まで載せてしまえば不吉な船だと思われてしまうでしょう。

船室

船員が休む場所で、ひとりにつきひとつ設置する必要があります。故障してくると、その船室を指定している船員のHPが減りやすくなります。
プライバシーも何もないただの寝台やハンモックでも、ワインセラーの設置された広々とした個室でも、眠れる場所であればひとくくりに"船室"として扱われます。
戦闘機並に小さい船であれば、艦橋が船室を兼ねているかもしれません。

倉庫

採掘した成果、あるいは輸送すべき資源をしまっておくスペースの総称が倉庫です。大きければたくさん物が積めるが、質量も大きくなってくる、シンプルな設備です。
あまりにも整備度が下がってくると中の物品が減ってしまうかもしれませんが、常に整備が必要なほど手はかかりません。時代が進むと、特定の資源しか入れられないが効率が良い倉庫など、バリエーションが出てくるようになります。

「12機の並列推進器、ですか?危ないので、出入港時は4機までの稼働にしてくださいね。」


次回は(先に紹介したい要素が出なければ)船の特徴を生み出す、探索用設備について紹介します。

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