[AOMD開発日誌 2] 基本システム紹介: 宇宙船設計入門

隕石掘り達の星学Astronomy of Meteorite Diggersはおおよそ週末に開発を進めており、おおよそ4週に1回、開発内容を紹介していきます。
全体の紹介はこちらの記事からどうぞ。

第二回は宇宙船についてもう少し深掘りしてみます。開発中に気が変わって、あるいは時代の進行によって事情が変化することもあります。

ディガーズ達の棺桶

全体紹介で触れたように、1人でも6人でも、キャラクター達は1隻の宇宙船に乗って活動します。地上を這いずり回る冒険家達のように言い表せば、宇宙船1隻が1パーティであり、仲間同士の共同生活の場であり、スキルに並び立つ採掘者達の仕事道具です。もし他の仕事仲間を求めるのであれば、船を下りて、新たに乗り組む別の船を探すか、新しい船の貸与を受けることになります。複数の船で共同して動くようなシステムは現在のところ予定していません。

船名や船章、何人乗りで設計するかや、貨物室と採掘ドリルの比率まで変更可能な宇宙船が、訓練の完了と共に貸与されます。はい。貸与です。借用者の写しももらえるでしょう。

初期の段階では船は何らかの企業が所有権を持っており――その企業は依頼を持ってきてくれる客でもありはするのですが――利益のいくらかを上納する必要があります。何らかの理由で船が完全消失しても彼らは新しい船を用意してくれますが、日々の修理代を肩代わりしてくれたりもしません。

まあ、行き先や行動に口出しをされることもありませんが、そのままでは資金繰りにイライラさせられることになるでしょう。船の所有権を完全に買い取ることは、一番最初の大目標として分かりやすいものであるはずです。

船の手入れ

手入れされていない道具が錆び付くように、宇宙船の各設備は整備度というパラメーターを持ち、どれだけ整備がやりやすいかを示す保守度を上限としつつ、日々劣化していきます。設備の整備は重要な日常業務で、上手に行えるに越したことはありません。整備のスキルが低いと、大して回復しないわりに、保守度まで下がってしまいます。整備度が低いほどトラブルが起きやすくなりますから、上限が下がってしまうと頻繁な整備が必要になり、他の仕事を圧迫してしまいます。

特に人数の少ない船においては、なんだかんだ全員がある程度の整備スキルを身につけるか、宇宙駅舎の修理屋へ支払う料金を貯め込むことになるでしょう。いずれ買い換える時こそ来るものですが、できればなるべく先にして、どうせなら等級の上がった設備に変えたいものですね。

船設備と電力消費

エンジンのない船は動けません。しかし、エンジンがあってもジェネレーターがなければ、やはり動きません。

船を設計する際は、必須となるいくつかの設備さえあれば、資金の許す限りいくらでも追加することができます。すると、資金さえあれば何でもできる巨大都市船ができるのかというと、そうでもありません。資金は人間の都合ですが、宇宙は宇宙なりの物理法則が支配しており、"質量"と"電力量"の制約も受けることになります。

質量は、その設備の重さです。設備を増やして重い船になると、エンジンの出力で支えきれなくなり、1周期あたりに移動できる距離が短くなってしまうでしょう。もちろん、大型のエンジンを追加するという手もありますが、エンジンは燃料、すなわちお金をも食っていきます。同じ性能であれば質量が小さい方が、より経済的と言えるでしょう。後ろ盾のない採掘者にはとても重要なことです。

電力量は、その設備が消費するエネルギーです。設備があるだけで消費される電力と、その設備を活用した行動を行いたいときに必要になる電力が設定されている場合があります。船全体で消費電力のバランスが取れず、不足した状態で無理矢理使おうとすれば、効果が下がる上に、整備度まで下がってしまうでしょう。こちらも、大型のジェネレーターを追加する手もありますが……資金と質量に困らされることになるのは、やはり同じです。

「船体設計書の提出?
質量バランスは完璧、ってまた大きく出たわねー。
――積荷が満載だと、その質量だけ遅くなるから、帰る前に燃料が尽きるわ。書き直した方がいいんじゃない。」


設備が重要で、パズルのように頭を悩ませそうだというのはこれでわかりました。次回は(先に紹介したい要素が出なければ)どのような設備があるのか紹介します。

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